前回、前々回の記事で、ステッピングモーターの使い方について学習してきた。
前回のバイポーラステッピングモーターの使い方の解説後、いざ実際に試作!……というところで、表面実装ICへの細かい足へのはんだ付けがヘタクソで失敗し、断念という終わり方になってしまった。
そんなわけで、前回の記事で紹介したステッピングモータードライバIC、TA7774FGを使うための基板を設計した。

基板はKiCadで作った。発注先はいつものElecrow。特にここを選んだ理由はないが、なんとなく毎回ここを使っている。2/11に注文し、2/18に到着した。わずか1週間!すごい!

注文の混み具合によってはもっとかかるかもしれない(注文時は輸送期間も込みで、10日くらいかかるという表示だった気がする)が、たった1週間で届いてくれるなら十分すぎる。
もっと安くて早い業者もあるみたいな噂はたまにツイッターとかで見かけるので、なにか良い情報をご存じの方がいたらコメントで教えてください~~
回路図
プロの回路設計屋でもなんでもない趣味の電子工作家の僕が設計した回路なので、色々とやっちゃいけない間違いがある可能性があるものを載せるのは忍びないけど……。

電源をつなぐDCジャックとレギュレータ部、マイコンからの信号を受けるコネクタ部、マイコンからの入力信号の様子を確認するためのLEDを備えただけの回路基板である。
TA7774FGは入力信号がハイでもローでも常にモーターのコイルに電流が流れるようになっているので、省エネのためにICの機能をオフにするチップイネーブルもマイコン信号入力コネクタで受けられるようにしている。
さっそく部品を実装して、電源やマイコンと繋いでみると・・・・・・
ちゃんと動いた!ちっちゃいステッピングモーターが健気に動いているのがとてもかわいいね!
そんなわけで、今回の基板があればステッピングモーターを扱えるようになった。
おわり
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